2010年6月19日土曜日

本日の証拠写真

本日は定山渓の豊平川をスタートして、朝里ダム、石狩とバードライブ(^^ゞ
まず、今は廃業してしまった名湯「豊林荘」そばの豊平川にて撮影を始めようとすると、逆光の中向かってくるシルエットに、すわっ熊!と車中に戻ってみると黙々と軽装で散策する男性でした、誰もいないと思っていた朝6時の森の中驚かせないでおくれ、所で近くに車はなかったのだが、どこから歩いてきたものやら。
カワラヒワでしょうか。
 鈴の音のような鳴き声の後にジッと濁りが入ります。






朝里峠を越えて、ダム湖沿いの園庭を散策するとセグロセキレイのカップルが尾羽を上下させながらデート中。

水辺まで降りて地味に策の上を歩く鳥の姿を発見。
恐らくイソシギだと思いますが…。

ブッシュの中から二羽で泣き交わすのはシマセンニュウ?
まったく自信なしですが、かなり鳴き方は激しく、回数も多かった印象があります。 
 観察地は石狩に移動します。
ノビタキが多く飛び交い、陽気につられて散策する人も多くちょっと残念。





 ノビタキの雌かと思うものの自信は、これまたないのです。

ヒバリは物凄い数の囀りが聞こえました、空中で囀る姿を撮影できたものの遠すぎてパス、アオジは電線に止まっていた画像なのでパス、アオサギの飛翔もありましたが、今ひとつ、と云う訳で半日のドライブを終えて画像を整理していると、先週の証拠写真が出てきました。
植内を美々川沿いに走って見つけたものですが、恐らくベニマシコだと思うものの、これもまた自信なし。

美々川なら沈の心配もないので機材をカヌーに積んで川からの撮影がよいような気もするのですが、不安定なカヌーではピントを合わせるのが至難の技になってしまうでしょうね。
やはり、陸を歩きながら撮影するべきか。
先週は午後予定が入っていたため、短時間しか滞在できなかったため、近いうちに植内リベンジが楽しみ。
結構多くの鳴き声が短時間で聞こえました。

2010年6月11日金曜日

ハリオアマツバメ再び

夏日、エゾハルゼミ賑やか。
こんな真昼に野鳥の撮影など期待はできないのだが、一段落した仕事を半日で終えて、いそいそといつものフィールドへ赴く。

鮮やかなトンボの出迎えを受けて、嗚呼、半日とは云え休みをとってよかったこと。

森は緑陰で冷やされた風が心地よし、透き通るような音の囀りが響き渡るものの爽やかな風を作る葉に隠れて姿を見ることはできない。

対岸にカワセミの姿、そろそろ雛が孵ることだろう。

鋭い羽音と微かな鳴き声が迫りくる、沼に目をやるが居ない、視界の隅を何かが過ぎる、上だ。
頭上にハリオアマツバメの群れ。
沼に降り水を切って飛び交う。
一脚を外しカメラを手持ちにする、重い。
ピントを合わせられない。
あっ、行っちまった…

しばし待つ。
マガモとカイツブリの小競り合いはカイツブリの勝ち。
「とにかく私はカワセミが好きで、毎日ここを散歩して居ているのです」というご高齢の方との会話を楽しんで、きた!
再びハリオアマツバメの群れが羽音とかそけき鳴き声でやってきた。
カメラは手持ちピントは感覚、まともな写真が写るはずもないがシャッターを切り続けた。
非力なカメラはRAWで連射すると途中でシャッターが切れなくなる、書き込み速度が間に合わないのだろう。
シャッターを切れないカメラを切なく眺めている場合ではない、双眼鏡で追う。
飛ぶ、水を切る、スピード感が気持ちよい。
群れはフワッと舞いあがり唐突に去った。

2010年6月7日月曜日

ハリオアマツバメ

昨週の月曜日、こっそりと午後半休を取って西岡公園を散策した、といっても「平日が狙い目」と記事に認めているのだが…。

何に出会ったのか分からずにいたもので書かなかったのだが、20羽ほどの群れが二度程目の前を横切った、撮影も何もできない。
素人目にツバメのような程度の認識のシルエットは、あっという間に物凄いスピードで表れて消えたので、幻を見たことにしておこうとひっそりとしていたのだが、本日「日本野鳥の会 札幌支部」のブログで、私の見たものは幻ではなく「ハリオアマツバメ」であったことが確認できた。

飛ぶことに特化して足指も退化し、食事も交尾も飛びながらとは、物凄い連中がいるものである。

伊達のアルトリ岬キャンプ場傍の土壁に多くの穴があいてショウドウツバメが物凄いスピードで巣に出入りしている姿を見たことがある。
その際も撮影はままならなかった。
きゃつらのスピードにかける意地は半端じゃない、と思ったもんだが、上には上がいるもの。
だから、鳥は面白いのかな?

カワガラス再び

鳥のまぶたは下から上に閉じると云う。
瞼を閉じた鳥を撮影するのは初なのだが、なにやら不気味なもので、この観察対象のカワガラスは殊の外よく瞑目する。

所でこの個体は幼鳥ではないかと我が野鳥観察の師匠にレスポンスを頂いた。調べてみると北海道では4月から6月が繁殖時期で「雛は約19日で孵化(ふか)し、雌雄に養われて約22日で巣立つ。」とある。
このヨチヨチ感はやはり今年生まれの幼鳥ではなかろうか。

昨年の7月にはカワセミの幼鳥を観察することが出来たのだが、人も鳥も一緒で幼い頃は警戒心が希薄、悪い人は少ないだろうが、自然の営為に於いては気の抜けない時期、厳しい世界である。

2010年6月6日日曜日

カワガラス

勇んでフィールドを歩くものの、初夏を迎えて木々の葉が茂り、声はすれども姿は見当たらず。

何度かシャッターは切ったものの葉被り、枝被りしているうちにエゾハルゼミが鳴き始める。
真駒内川を恨めしく眺めているとカワガラスの羽つくろいのシーンに出会う。
実に長い時間をかけてお化粧に余念がない。
面白い鳥で結構近い距離でこちらが移動しても動ぜず、ゆっくりと観察することが出来る。
長い長い羽づくろいを終えてやっと岸辺を歩き、水に入り餌さがしを始めてくれた。
地味な鳥ではあるが、観察のし甲斐がある。

さて次週からは悶々と森を歩くべきか、遠出して水辺を探索するべきか。