2011年10月31日月曜日

石狩の様子

10月最後の日とは思えない暖かな一日、石狩方面を走る。
石狩調整池でのシギ、チドリ観察を楽しみにしていたのだが、サギ類が20羽程度、完全にシルエットになってしまったが恐らくカワアイサが短時間降り立った。
少々粘ってみたものの状況は変わらず、まったくこの時期期待できない弁天浜に観察地を変更。

寂しくトビの鳴き声が響く浜を眺めていると降り立った一羽がこれ。




オジロワシですよね。















戻ってくるのを待つものの、浜に戻ることはありませんでした。







帰りがけ寄ってみたのは、モエレ沼。
スズガモの雌でしょうか、まったく自信はありません。







オオバンも札幌では珍しくなくなったようです。







カワウだと思います。







カイツブリ。







もう少し観察を続けたい気分で車を走らせているうちに真駒内公園の状況を知りたくなりました。
昨年の10月31日は随分とツグミが入っていて、翌週はヒレンジャク、キレンジャクの観察が出来ました。
ところが今年は暖かいせいかカラ類の鳴き声が聞こえるのみで一羽のツグミにもお会いできません。
マガモに混じってオシドリがいた辺りもまったく鳥の姿はなし。
寂しい締めくくりとなってしまいましたが、週の半ばに祝日があるのでその日を楽しみに。
さて、何処に向かおうか^^;

2011年10月30日日曜日

むかわはサギの群舞

ししゃもを求めて、むかわに参上。
そこはチュウサギとアオサギのパラダイス、どこを見ても、あの大型の鳥が佇み、飛び、目に幸せな光景が広がる。
ところが心が晴れないのは、自らの過ち。
なんでか知らぬがISO感度1600に設定されていて、随分シャッターの切れがいいなと思ったばか者はこんな写真を撮っていた。


使えない画像を大量生産して気づいたときは後の祭り、シギの画像もベストショットは消えてしまい、証拠写真があるばかりか、同定もできないのです。





なにシギ?







嘴は長いな~







気を取り直して。

クロガモかな?




ってわけで、むかわは散々だったのです。
翌日帰路に就く途中長都沼を確認。

白鳥が増えてます、ヒシクイ、カモ類も先々週と変わらず。




コガモかな。







カミさんは、また、むかわに行きたいというので、次回こそはポカぜずしっかりと撮影したいもんです^^;

2011年10月22日土曜日

長都沼、ウトナイ湖、北海道大学苫小牧研究林

週末の雨予報を聞いて一日半の休暇をとる。
木曜日の午後は西岡公園を散策後カーディーラーにて5000km点検、オイル交換、タイヤ交換。
これで鳥見の為の峠越えも安心である。

金曜日は仕事の妻を職場まで送り長都沼へ。


ヒシクイが数多く飛ぶ、沼にはヒシクイ、白鳥、オオバン、サギ、カモ類がひしめき、陸地にはカメラマンがひしめく。

数は少ないが白鳥。
昨年の10月24日にも長都沼を訪ねているが、白鳥の数は多かった。
http://kitakanzin.blogspot.com/2010/10/blog-post_24.html

一羽だけオオバンが確認できた、どれだけ双眼鏡を覗いてもこの一羽だけ、昨年もそうだった記憶がある。


サギも複数飛翔する姿を確認。
それにしても面白い格好で飛ぶものです。





河岸を変えてウトナイ湖に行くものの、平日の観察舎は人の気配がなくクマが出てきてもおかしくない風情、鳥たちも湖中央と遠く、トンビだけがけたたましく鳴いて飛び回る。
湖畔で何かの巣穴を発見するが狐にしては小さい。

深さはさほどない、この隣1.5mほどのところにも同じような穴がある、穴の前には足で欠きだした砂がたまっているのだが、足跡が判然としない。

この後ウトナイ道の駅に寄ると、餌販売の施設がなくなっており、同時に岸辺の鳥たちの姿も皆無となっていた。

札幌に戻るか別な場所に向かうか逡巡して後、北海道大学 苫小牧研究林へ向かう。
園内の紅葉が美しく、平日と思えない人の出に面食らいながらも散策を始めると、あちらこちらにリスの姿がある。






かようにかわいい姿を見せてくれる。







黄色く紅葉した木からチッチッと鳴き声が、エナガが10数羽、久しぶりの邂逅。

2011年10月16日日曜日

秋の宮島沼

渡りの盛りは過ぎたらしいが、秋の宮島沼を訪ねた。
マガンを中心に白鳥、カモ類がひしめく沼は鳥たちの声が実に賑やかである。

心配した雨も上がり、10月中旬としては物凄く暖かな日は体の中に勘違いを起こさせて、これから沼が賑わってくるような気になってしまった。





やはり白鳥の飛来は迫力がある。
遠くから鳴き声が聞こえてくると期待が膨らむ。
頭上をあの大きな鳥が過ぎるのである。
決して美声とは云えないが、群れで近づいてくる白鳥の声は好きである。



主役のマガンである。
数々の群れが次々と塒に戻る姿は圧巻。
こちらも負けずに賑やかで、ある程度の編隊を組んで沼まで来て水上でまるで落ちるようにパラリパラリと変態が崩れて降りる姿が楽しい。


個体を確認するのは難しい、岸から遠く離れているものでなかなか撮影に至らず、このリサイズしているものは恐らくハシビロガモ。
キンクロハジロやコガモなど居るらしいのだが、他にはカルガモが撮影できたくらいである。



沼を離れ、美唄焼き鳥なんぞに浮気して昼食を済ませ、畑地を観察する。

刈り取りを終えた田んぼ?に集うマガンがあちらこちら、白鳥は見当たらず。
しかし良い沼が中心にあり、これだけの鳥を食べさせる農地がある豊かさ。
まだ鳥に興味が無かった頃、4月の新十津川あたりで渡りの最盛期に通り過ぎたらしく物凄い数の鳥たちを見たが、塒に戻る鳥たちのテリトリーはかなり広いのだろう。

他の野鳥も忘れずに探すのだが、ムクドリだけが現れてくれた。
来年は4月、雪の溶ける前またここを訪ねよう。