2010年11月23日火曜日

ストレス

初めて野幌森林公園を歩く。
つらつらネットを眺めつつフクロウやクマゲラを期待したのだが、通りすがりの鳥見人さんの言葉に驚いた。
フクロウの姿に物凄い数の人が集まったという、木の周りを十重二十重に人が囲んだという、フクロウにはどれほどのストレスを与えていることだろうか、我がスタイルとしては自らにもストレスが掛かる。
妙な幸いにフクロウにもクマゲラにも被写体に群がる大集団に会うことなく公園を後にした。

いつもの西岡公園へ。
殆ど人はいない、幸い。
過日ピンボケだったカワアイサ雄、今一ながら微妙に距離を保たれて、15羽ほど、一羽が潜ると皆それに続いて20秒ほどで離れた場所に浮かぶ。






そうして羽を羽ばたかせ水を切っているのかなんなのか。







気になることがある。
熊出没の為公園は大部分を立ち入り禁止にしている、随分長い。
ハンターは入れていないが、調査員が立ち入ることがあり、熊出没の際は危険を伴うことがある旨公園は伝えているのだが、立ち入る輩がどんどん増えている。
亦別の事柄では野生動物への餌やりをこの公園では禁止している。
場所によって各々の判断から餌やりに関しては難しい問題を孕むのだが、一般人は管理者の指示に従うべきと感じているのだが、無視する輩も多い、本日も。

暗澹としつつ歩いていると目の前にアカゲラ。
おまえ一匹気にしてられるかってな様子で、自分のことなんか気にしてもくれない。
おかげですぐそばでたっぷりと観察させていただいた。

2 件のコメント:

  1.  札幌って、近郊に自然が豊富で、野鳥観察もしやすそうだなと思っていましたが、フクロウの話を読んで考えが変わりました。
     やっぱり都会ですね。鳥見人口もハンパじゃないんだ。
     こちらは、ブログには載せていないけど、超珍鳥が出現しても僅かな人しか観察していません。(^^;

     観察する際には鳥にストレスを掛けないことが大切なんだけど、たまに見かけますすねぇ。へっちゃらで近寄って行って、飛ばしてしまう人。

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  2. 今まで二度ほど多くの人が集まっている場所で撮影したことがありますが、せいぜい10人程度でした。
    人が集まりそうな場所は休日は避けたほうがいいようですね。

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