2011年11月14日月曜日

ハクガン

10月末、高速の道東道が全線つながりました、峠を超えることなく時間短縮して行くことのできるようになった道東は、私共夫婦の実家のある場所でもありますが、道央と違う野鳥を観察できる場所でもあり、早速ETC車載機を搭載して走って来ました、それはハクガンに逢うため。
ツイッターで呟くと、友人が忙しい中案内してくれるという嬉しい返信。
金曜日の午後10時出発、二時間ほどで十勝平原PAに到着して車中泊、土曜日朝7時に友人と待ち合わせをして、ハクガンの飛来地に向かいます。
国道からそれて畑地をゆっくり走ると丹頂鶴が迎えてくれました、釧路湿原からは結構離れているものの数を増やした丹頂鶴は道東ではかなりポピュラーに観察ことが出来る野鳥になったという話ですが、番で居る丹頂鶴を見ると感激します。
暫く走り友人の観察ポイントに入ります、最初のポイントはかなり遠くにハクガンとヒシクイの群れを見ることが出来ました、肉眼では白い点のような風情ですが、双眼鏡ではっきりとハクガンを認識でます。
車を静かに移動させて近いポイントに移動します、手前のヒシクイが飛び立つとハクガンも一緒に飛び立ったものの、幸いなことにすぐに戻ってきてくれました。

冒頭の画像は、一度飛び立って戻ってきたハクガンです。
まったりとしています。
友人はハクガンが首を上げるたびに飛び立つ時期を伺っているようです。

暫くして、飛んで来るであろう場所に観察場所を移して、十勝晴れの青空をバックに飛ぶハクガンを待ちます、近くの川ではオオハクチョウが鳴きます、葉を落とした林にシマエナガやカラ類が賑やかです、双眼鏡を覗いている友人が「飛ぶ」

首を上げたハクガンが一斉に飛び立ちました。
美しい瞬間です。
よく観察している友人に感謝です。





近くの沼を目指しているようです。







短距離ながら編隊を組みそうになりつつ、パラリパラリと飛び去ったハクガンは恐らく沼に下りたのでしょう。






その後、近くの港まで案内されて諸々楽しみつつ時を過ごして、早朝より付き合っていただいた友人と別れたのでした。

ハクガン以外は次回と云うことで、有難うCPさん!

2 件のコメント:

  1. ハクガンの写真、キレがいいですね。
    50-500よりも150-500の方がいいんじゃないかと最近思っています。

    飛翔ルートの予想は外してしまいましたが、塒から沼へと飛翔する時間帯は、ほぼ予想通りでした。
    いつもなら1時間以上待たされるのですが、先日は思ったよりも早く飛んでくれましたね。
    多分、来週にはいなくなると思いますので、良いタイミングだったと思います。
    春になると、もっと凄い光景をお見せできると思います。
    また声を掛けますので、畑一面の雁を見にきてください。

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  2. 今回は有難うございました。
    実によく観察していることがよ~く分かり尊敬しました(^^)

    春、今から楽しみです!

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