2011年10月16日日曜日

秋の宮島沼

渡りの盛りは過ぎたらしいが、秋の宮島沼を訪ねた。
マガンを中心に白鳥、カモ類がひしめく沼は鳥たちの声が実に賑やかである。

心配した雨も上がり、10月中旬としては物凄く暖かな日は体の中に勘違いを起こさせて、これから沼が賑わってくるような気になってしまった。





やはり白鳥の飛来は迫力がある。
遠くから鳴き声が聞こえてくると期待が膨らむ。
頭上をあの大きな鳥が過ぎるのである。
決して美声とは云えないが、群れで近づいてくる白鳥の声は好きである。



主役のマガンである。
数々の群れが次々と塒に戻る姿は圧巻。
こちらも負けずに賑やかで、ある程度の編隊を組んで沼まで来て水上でまるで落ちるようにパラリパラリと変態が崩れて降りる姿が楽しい。


個体を確認するのは難しい、岸から遠く離れているものでなかなか撮影に至らず、このリサイズしているものは恐らくハシビロガモ。
キンクロハジロやコガモなど居るらしいのだが、他にはカルガモが撮影できたくらいである。



沼を離れ、美唄焼き鳥なんぞに浮気して昼食を済ませ、畑地を観察する。

刈り取りを終えた田んぼ?に集うマガンがあちらこちら、白鳥は見当たらず。
しかし良い沼が中心にあり、これだけの鳥を食べさせる農地がある豊かさ。
まだ鳥に興味が無かった頃、4月の新十津川あたりで渡りの最盛期に通り過ぎたらしく物凄い数の鳥たちを見たが、塒に戻る鳥たちのテリトリーはかなり広いのだろう。

他の野鳥も忘れずに探すのだが、ムクドリだけが現れてくれた。
来年は4月、雪の溶ける前またここを訪ねよう。

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