2010年6月7日月曜日

カワガラス再び

鳥のまぶたは下から上に閉じると云う。
瞼を閉じた鳥を撮影するのは初なのだが、なにやら不気味なもので、この観察対象のカワガラスは殊の外よく瞑目する。

所でこの個体は幼鳥ではないかと我が野鳥観察の師匠にレスポンスを頂いた。調べてみると北海道では4月から6月が繁殖時期で「雛は約19日で孵化(ふか)し、雌雄に養われて約22日で巣立つ。」とある。
このヨチヨチ感はやはり今年生まれの幼鳥ではなかろうか。

昨年の7月にはカワセミの幼鳥を観察することが出来たのだが、人も鳥も一緒で幼い頃は警戒心が希薄、悪い人は少ないだろうが、自然の営為に於いては気の抜けない時期、厳しい世界である。

2 件のコメント:

  1. なるほど、その繁殖期間であれば今年生まれの幼鳥なんですね。
    ところで、このカワガラスの目は瞼ではなくて瞬膜です。
    瞼の他に薄い膜を持っているのですが、用途は・・・忘れた。(^^;

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  2. 瞬膜ですか。
    水中メガネやゴーグルと云う意見がありますが、カワガラスは確かに水に潜るので、潜っている時のイメージトレーニングだったのかな。
    興味は増すばかり。
    来週はすべての予定の前に再度カワガラスの観察に行こうかな(^^ゞ

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